BIS総支配人 インフレ勝利宣言すべきではない、中央銀行は厳しい姿勢を長期間維持すべき
BIS総支配人 インフレ勝利宣言すべきではない、中央銀行は厳しい姿勢を長期間維持すべき
国際決済銀行(BIS)のカルステンス総支配人は、インフレに対する勝利をすぐに宣言すべきではない、しばらくは金利を据え置く必要があると指摘。
カルステンス総支配人は、金融政策はインフレとの戦いを優先すべき。通貨に対する信頼は、決意、忍耐、成功によってのみ維持できるため、中央銀行は厳しい姿勢を長期間維持する必要がある。世界的なインフレ鈍化が自己満足を生んではいけない、インフレは依然として中銀目標を上回っており、さらなる困難が必ずあるだろう。グローバル化や経済の分断、人口動態の逆境、気候変動など、インフレに対する中期的なリスクは中央銀行が方針を堅持する必要性を高めていると語った。
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。