アジア株 香港市場でスマホ大手シャオミ急騰、初の電気自動車「SU7」発売へ 2.78秒で時速100㎞まで加速
アジア株 香港市場でスマホ大手シャオミ急騰、初の電気自動車「SU7」発売へ 2.78秒で時速100㎞まで加速
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 16878.81(+291.24 +1.76%)
中国上海総合指数 3054.12(-14.34 -0.47%)
台湾加権指数 19876.41(+150.33 +0.76%)
韓国総合株価指数 2671.91(+12.07 +0.45%)
豪ASX200指数 7704.00(-0.22 0.00%)
インドSENSEX30種 73973.44(+470.80 +0.64%)
アジア株はまちまち。
香港株は大幅続伸、2月23日以来の高値。シャオミが大幅上昇しており、JDドットコムやバイドゥ、美団、テンセントホールディングスなど他のハイテク関連も連れ高に。
スマートフォン大手のシャオミは9%超高、過去1年で最大の上げを記録。2カ月ぶり高値をつけている。初の電気自動車(EV)「SU7」シリーズを中国29都市で今月28日に発売すると発表したことが材料視されている。停止の状態からわずか2.78秒で時速100㎞まで加速できるとのこと。価格はまだ発表されていない。
華潤置地や中国海外発展、龍湖集団、CG SERVICES、新世界発展、九龍倉置業地産投資、恒隆地産など不動産株も総じて上昇。先月末に不動産過熱抑制策を撤廃して以降、香港では住宅取引が活発化している。
上海株は下落、全人代はきのう何のサプライズもなく終わった。大規模支援策は期待していなかったものの、何かしらの支援策の発表はあると期待していた。何もなかったため、失望感が広がっている。ただ、下げは限定的。大幅下落するようであれば、当局が株取引制限をさらに強化する恐れがある。
先週末に発表された中国2月の消費者物価指数は5カ月ぶりにプラスに転じたが、春節大型連休に消費者の財布のひもが一時的に緩んだだけ。多くの人は再び財布のひもを締めるだろう、そのためCPIは上昇は一時的との見方。
消費者心理を改善させるには強力な支援策が必要だが、中国首相は「今年も大規模支援策は必要ない」と述べており、中国株と香港株がV字回復するまで、まだまだ時間がかかりそうだ。

執筆者 : MINKABU PRESS
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