ユーロドル、ECB理事会とラガルド会見を受けて上下動=NY為替
ユーロドルは1.09ドルちょうど付近での推移。この日のECB理事会とラガルド総裁の会見を受けて上下動している。予想通りに中銀預金金利は据え置きとなったが、スタッフ見通しで2025年の見通しを2%にするなど、インフレ見通しを下方修正したことで、ユーロは売りの反応を示した。短期金融市場でも年内は1%ポイント、計4回の利下げを織り込む動きが見られた。
ユーロドルも1.0870ドル付近まで下落したが、その後のラガルド総裁の会見で、「景気抑制的な政策はしばらく続く。今回の会合で利下げは議論しなかった」などと述べていたことから、ユーロは買い戻されている。
EUR/USD 1.0899 EUR/JPY 161.43 EUR/GBP 0.8546
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。