修正:反落、需要見通しの不透明感が重し=NY原油概況
NY原油先物4月限(WTI)(終値)
1バレル=77.04(-1.42 -1.81%)
ニューヨーク原油は反落。世界的な需要見通しの不透明感が重しとなった。世界最大の石油消費国である米国では高水準の政策金利が維持され、景気が悪化するリスクが意識されている。世界最大の原油輸入国の中国では、中国人民銀行(PBOC)が最優遇貸出金利(LPR)のうち、住宅ローン金利の目安となる期間5年超の金利を4.20%から3.95%に引き下げたことから、景気下振れ懸念が強まった。
時間外取引で4月限は下落。通常取引序盤には一時下げ幅を縮小したが上値は重く、その後は76.80ドルまで下げ幅を拡大した。
MINKABU PRESS
※本文の第二段落を修正しました
執筆者 : MINKABU PRESS
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