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【これからの見通し】米FOMCの次は英中銀、インフレ見通しの変化はどうか

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【これからの見通し】米FOMCの次は英中銀、インフレ見通しの変化はどうか

 昨日は注目の米FOMCの結果およびパウエル議長会見が実施された。据え置きは市場コンセンサスとして、パウエル議長のタカハト度に注目が集まった。市場に広がる3月利下げ開始観測をきっぱりと否定したことで、ドル買いの反応がみられていた。しかし、事前に発表された米ADP雇用統計が予想を下回ったことや、労働コスト指数の数字が低下したことなどでドル売りが先行した経緯があった。結局のところ、ドル指数は1月の混とんとした状況を脱することはできていないようだ。

 きょうは英金融政策委員会(MPC)の結果が発表される。いわゆるスーパーサーズデーで、四半期ごとの経済見通しやベイリー総裁会見も予定されている。直近のインフレデータが低下一服となっており、早期利下げ議論には慎重な姿勢が示されそうだ。ベイリー総裁は市場の先走った織り込みを特に嫌う傾向があることも指摘されよう。ただ、単月の数字はともかく、インフレがピークアウトしたとの基本線には変化はみられないものとみられる。各国中銀にとっては辛抱が続く局面であろう。四半期インフレ見通しの変化を確認しておきたい。仮に、ポンド相場に急変動があった場合も、その持続性には疑問が呈されよう。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、上記の英中銀金融政策関連のほかにはフランス、ドイツ、ユーロ圏、英国、米国などの製造業PMI確報値(1月)、スペインとイタリアの製造業PMI(1月)、スイス製造業PMI(1月)、ユーロ圏消費者物価・概算値速報(1月)、ユーロ圏失業率(12月)、米チャレンジャー人員削減数(1月)、米非農業部門労働生産性指数・速報値(第4四半期)、新規失業保険申請件数(01/21 - 01/27)、米建設支出(12月)、米ISM製造業景気指数(1月)など。また、英中銀が調査したDMPインフレ率予想(1月)が英MPCの発表後に通常よりも遅い時刻に公表される。

 発言イベント関連では、ベイリー英中銀総裁会見以外には、センテノ・ポルトガル中銀総裁、 レーンECBチーフエコノミストなどのイベント参加が予定されている。米主要企業決算発表は、アップル、メタプラットフォームズ、アマゾンドットコム、メルクなどが注目される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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