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円買い優勢、日銀総裁が目標達成の確度が高まっているとの認識 ドル円一時147円割れ=ロンドン為替概況

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円買い優勢、日銀総裁が目標達成の確度が高まっているとの認識 ドル円一時147円割れ=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円買いが優勢。日銀が予想通り政策金利を据え置きとしたあと、市場の注目は植田総裁会見に集まった。会見では「物価目標実現の確度、引き続き少しずつ高まっている」と自信をにじませた。具体的なマイナス金利解除時期についての言及はなかったが、前向きの印象を市場に与えて、円買い反応が広がった。ドル円は148円付近から一時146.99近辺まで下落した。その後は米債利回りの上昇とともに147円台後半へと買い戻されているが、発表時の円安水準には届いていない。クロス円も売りが先行した後は戻し切れず。ユーロ円は一時160.50割れ水準、ポンド円は187円台前半まで下落した。ロンドン時間のドル相場はドル買いが優勢。米10年債利回りが4.08%台から4.13%付近に上昇していることに反応。ユーロドルは1.09台乗せから流れが反転して1.0860台へと安値を広げている。ポンドドルは1.27台半ばへと買われたあとは、一転して1.2710付近へと反落。ただ、東京市場から通してみると、ドル指数は下に往って来いと方向感に欠けている。

 ドル円は147円台後半での取引。日銀決定会合を控えて東京午前は148.10付近での揉み合いが続いた。東京昼前に日銀が政策金利据え置きを発表すると、一時148.55近辺まで上昇。その後は上値を抑えられた。午後3時半からの植田日銀総裁会見中には146.99近辺まで急落。その後は147.90付近まで買い戻されている。

 ユーロドルは1.08台後半での取引。1.0880台でこの日の取引を開始したあと、東京時間には買いが先行。ロンドン朝方にかけて高値を1.0916近辺に伸ばした。その後は、米債利回り上昇を手掛かりに反落し、安値を1.0868近辺に広げている。ユーロ円は東京昼頃に161.72近辺まで買われたあとは売りに転じている。ロンドン朝方には160.43近辺まで一時下落。その後は161円付近が重くなって揉み合いに。対ポンドでは売りに押されている。

 ポンドドルは1.27台前半での取引。東京早朝の1.2704近辺を安値に買われ、ロンドン朝方には1.2747近辺に高値を伸ばした。その後は米債利回り上昇が重石となって1.2710付近に反落。上に往って来いとなっている。ポンド円は東京昼頃の188.92近辺を高値に売られている。一時187.35近辺まで急落したあとは188円を挟んだ振幅となっている。東京市場での円安水準には戻し切れず。ユーロポンドは0.8560台から0.8550割れ水準へと軟化。ポンド買いが優勢になっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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