一部で日銀は4月ではなく7月会合でマイナス金利解除との見方浮上 4月はデータ揃わず
一部で日銀は4月ではなく7月会合でマイナス金利解除との見方浮上 4月はデータ揃わず
今朝発表された12月の国内企業物価指数は前年比横ばいとなり、予想されていたマイナス転落は回避された。ただ、12カ月連続で伸びが鈍化した。先週発表された東京都12月のコアCPIの伸び鈍化に続き、今週末発表される全国の消費者物価指数も伸びが鈍化することが予想されている。先週末の「日銀が物価見通しを下方修正する方向で検討している」との報道も相まって、日銀の春頃のマイナス金利解除観測がさらに後退する可能性も。
一部で、日銀は4月ではなく7月会合でマイナス金利を解除するとの見方が浮上。日銀は年4回(1月、4月、7月、10月)展望レポートを公表するが、4月はデータが揃わないため、7月に政策を修正すると見ているもよう。連合(労働組合総連合会)は7月までにデータを数回改定するため、完全なデータが出そろってから、夏に政策を修正する可能性があるとの見方。
執筆者 : MINKABU PRESS
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