ドル円、140円台に再び下落 株安でリスク回避の雰囲気も=NY為替
きょうの為替市場、前日のNY時間からのドル買い戻しが続き、ドル円は一時141円台後半まで買い戻される場面も見られた。しかし、本日の米株式市場が下げに転じていることや米国債利回りも上げを縮小する中で、リスク回避の雰囲気も広がっている。ドル円も次第に戻り売りが強まり、140円台に再び下落している。
前日の日足ベースのロ―ソク足は長い下髭を付けて反転した形となっており、本日143円付近に来ている200日線付近までの買い戻しも期待されたが、いまのところ上値は重いようだ。
ただ、全体の状況に変化はなく、FRBの早期利下げ期待が強まっており、短期金融市場では3月までの利下げ開始をかなりの確率で織り込んでいるほか、CMEのFEDウォッチでも83%程度の確率で織り込んでいる状況。FRBは市場の早期利下げ期待をけん制してはいるものの、3月FOMCまでに発表になるインフレや雇用のデータが利下げを正当化すると期待しているようだ。
一部からは、利下げ期待について市場は楽観的過ぎるとの警告が出ている。すでに市場は、0.25%ポイントであれば来年末までに6回以上の利下げを織り込んでいる。来年前半はドル安を予想する声も少なくないが、アキレス腱を1つ挙げるとすれば、その織り込み度合いそのものだとの指摘も出ている。
USD/JPY 140.84 EUR/JPY 155.79
GBP/JPY 179.68 AUD/JPY 96.32
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。