イルミナ、アイカーン氏が新たな委任状争奪戦を開始する計画と伝わる=米国株個別
(NY時間09:41)(日本時間23:41)
イルミナ<ILMN> 131.38(+2.28 +1.77%)
遺伝子解析のイルミナ<ILMN>が、がん検査技術のグレイル社の買収を断念したことを受けて、アクティビスト(物言う投資家)で知られるアイカーン氏が同社の取締役会の支配に向けた新たな委任状争奪戦を開始する計画だと伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
アイカーン氏は思慮に欠ける取引を進めた取締役会の責任を問うべきだと考えているという。現在11人で構成されている取締役会に7人の候補を指名する可能性があるという。候補者の投票は来年の年次株主総会で行われる見通し。
ただ、アイカーン氏の計画は来年1月26日の指名期限前に変更される可能性もあるとも伝えていた。
【企業概要】
世界の学術機関・病院・製薬・バイオテクノロジー会社等の研究・臨床現場顧客向けに、遺伝子・ゲノム解析のためのソリューションを提供する。シーケンシングとマイクロアレイシステム、消耗品、解析ツールを統合し、遺伝子解析を迅速化・簡素化し、サービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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