モデルナが大幅高 メルクと開発したワクチンが皮膚がんの再発を半減=米国株個別
(NY時間09:51)(日本時間23:51)
モデルナ<MRNA> 91.01(+12.41 +15.78%)
メルク<MRK> 105.37(-0.97 -0.91%)
ワクチンのモデルナ<MRNA>が大幅高。メルク<MRK>と開発した個別化ワクチンについて、進行した皮膚がんの再発を3年間防ぐ効果があるとの新たな研究結果が明らかにされた。
両社発表によると、ワクチンとメルクのがん免疫薬「キイトルーダ」を投与された悪性黒色腫(メラノーマ)患者は、キイトルーダのみを投与された患者に比べ、死亡または再発する可能性が49%低かったという。
同社はパンデミックの収束を経てインフルエンザや呼吸器合胞体ウイルス(RSV)、がんのワクチンに独自のメッセンジャーRNA(mRNA)技術を新たに活用する戦略を進めており、今回の調査結果は特に重要な意味を持つ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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