アジア株 米中緊張緩和も大きな進展は期待できないか、中国はレアアースを武器に強硬姿勢
アジア株 米中緊張緩和も大きな進展は期待できないか、中国はレアアースを武器に強硬姿勢
東京時間11:18現在
香港ハンセン指数 26136.23(+168.25 +0.65%)
中国上海総合指数 3937.65(+15.24 +0.39%)
台湾加権指数 27532.26(休場)
韓国総合株価指数 3922.74(+77.18 +2.01%)
豪ASX200指数 9022.00(-10.75 -0.12%)
アジア株は軒並み上昇、ホワイトハウスが30日に米中首脳会談が開かれると正式に発表したことに市場は安堵している。トランプ米大統領は中国とあらゆる分野で合意できると思うと前向きな姿勢を示している。
ただ、米中首脳会談では大きな進展は期待できないか。中国習近平国家主席はこれまで以上に自信を高めているようだ。米中首脳会談では米国への譲歩は最小限に抑えるもよう、レアアースを武器に米国との貿易交渉でより強硬な姿勢を取るようだ。習氏の最優先課題は台湾問題で、トランプ氏に「米国は台湾独立に反対する」との正式表明を迫る。
香港市場では医療品や消費者サービス、ハイテクなど幅広い銘柄が上昇している。
韓国株は史上最高値を更新。来週末に米韓首脳会談・中韓首脳会談が開催される見通しで、米国との貿易交渉進展や中国との経済強化への期待が広がっている。
豪州株はさえない、前日に大幅上昇したエネルギー関連が下落している。米国の対露制裁などを受けNY原油はきのう2週間ぶり高値をつけた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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