急反落、需給バランスの緩みを意識=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=77.37(-3.45 -4.27%)
ニューヨーク原油は急反落。サウジアラビアやロシアなど主要な産油国は自主的な供給制限を実施している一方、夏場以降は石油輸出国機構(OPEC)の生産量が増加しており、需給バランスが緩んでいるとみられることが相場を圧迫した。米国の制裁を背景に生産制限のないイランの増産が全体を押し上げている。節目の1バレル=80ドルを下回ったことは売りを加速させた。
時間外取引から12月限は下落。通常取引開始後は77.17ドルまで一段安となり、中心限月として7月以来の安値をつけた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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