来年の米中古住宅販売は90年代初頭以来の最低水準になる見通し
米大手証券のエコノミストは、高水準の住宅ローン金利の持続が住宅回転率に最も顕著な影響を与えると指摘。今年の米住宅価格上昇率が前年比3.4%であったのに対し、来年は1.3%と小幅な上昇に留まることが予想されるものの、年間を通じた米中古住宅販売件数は1990年代初頭以来最も少なくなると予想しているという。
一方、家賃については、多世帯住宅の継続的な供給により、着工が鈍化したとしても、家賃インフレは正常化が予想されるとしている。それに伴ってPCEデフレータも2024年後半までにパンデミック前の水準を僅かに上回る程度まで戻ると予想しているという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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