ダウ先物は軟調 米10年債利回り上昇を嫌気=米国株
米株価指数先物(12月限)(NY時間08:53)
ダウ先物 33458(-89.00 -0.27%)
S&P500 4289.25(-13.75 -0.32%)
ナスダック100先物 14826.75(-63.25 -0.42%)
米株価指数先物市場でダウ先物、ナスダック100とも軟調に推移しており、本日の米株式市場は続落して始まりそうだ。米10年債利回りが2007年以来の5%をうかがう展開となっており、高金利がIT・ハイテク株など成長株中心に株式市場を圧迫している。
前日のパウエルFRB議長の講演は次回FOMCの金利据え置きは示唆したように思われるが、追加利上げの可能性は温存する内容となっている。インフレは依然高過ぎ、インフレを下げるには経済成長の低下が必要になると発言し、株式市場に動揺を与えた。議長は、現在の金利が高過ぎるとは考えていないとも述べていた。
市場は来年にかけて追加利上げの可能性をまだ30%程度の可能性で見ており、議長の講演前と変わらないが、利上げサイクル終了を期待している向きには若干ネガティブな印象だった模様。
(NY時間09:03) 時間外
アップル<AAPL> 174.78(-0.68 -0.39%)
マイクロソフト<MSFT> 330.85(-0.47 -0.14%)
アマゾン<AMZN> 127.80(-0.60 -0.47%)
アルファベット<GOOG> 138.45(-0.53 -0.38%)
テスラ<TSLA> 217.13(-2.98 -1.35%)
メタ・プラットフォームズ<META> 313.55(+0.74 +0.24%)
AMD<AMD> 102.25(-0.15 -0.15%)
エヌビディア<NVDA> 417.43(-3.58 -0.85%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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