小反発、米国債利回上昇が圧迫要因も小幅高=NY金概況
NY金先物12 月限(COMEX)(終値)
1オンス=1935.70(+1.40 +0.07%)
金12月限は小反発。時間外取引では、バイデン米大統領が18日にイスラエルを訪問報道が圧迫要因となり、1940ドルが抵抗線ながら買いが先行となり、小高く推移。日中取引では、9月の米小売り売上高が事前予想を上回ったことで米10年債利回るが上昇したが、序盤、上げ幅を拡大した。1940ドル超えとなり、1944.5ドルまで上昇。19日にパウエルFRB議長が講演を控え、利食い売りの動きもあり、前半で上げ幅を削る動きとなった。米国債の利回り上昇が圧迫要因ながらも地政学的リスクやユーロ高・ドル安に支援され、小幅高で引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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