ユーロドルは依然として底値が見えない状況 3カ月後には1.02ドルまで下落との見方も=NY為替
きょうも為替市場は米国債利回りの上昇とドル買いが続いており、ユーロドルは1.04ドル台半ばまで下げ幅を広げている。依然として底値が見えない状況に変化はなさそうだが、それでも大半のアナリストは年末までにはドルが上昇の一部を放棄し、ユーロドルは買い戻されると見ているようだ。
しかし、それに対しては懐疑的な見方も出ている。ユーロ圏経済の停滞とイタリアの財政見通しへの懸念がユーロへの投資意欲を減退させ、ユーロドルは3カ月後には1.02ドルまで下落するとの見方も出ているようだ。さらに、エネルギー価格の上昇が続けばパリティ(1.00ドル)までの下落の可能性もあるという。
EUR/USD 1.0461 EUR/JPY 156.01 EUR/GBP 0.8661
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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