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【これからの見通し】ドル円は145円台で足固めか、きょうは米小売売上高の発表

為替 

【これからの見通し】ドル円は145円台で足固めか、きょうは米小売売上高の発表

 ドル円は連日、じりじりと水準を上げてきている。特にロンドン・NY市場のつなぎ目の時間帯、東京午前の仲値公示の時間帯などに円売りが持ち込まれやすいようだ。昨日に145円台乗せとなったあと、きょうは145円台前半から半ばの水準を試す展開となっている。ただ、145円台半ばでは売り注文に上昇を阻まれている状況。海外勢からはステルス介入との思惑もでていた。

 午後に鈴木財務相が、「行き過ぎた動きには適切な対応取りたい、投機筋の動きがあればしかるべき措置を取る、為替市場の動向を高い緊張感をもって注視」などと従来からのコメントを繰り返している。145円台にしっかりと乗せた状況での発言となっている。

 ファンダメンタルの差異の面では、きょうの日本のGDPの上振れは円高に反応してしかるべきだが、実際にはそうはなっていない。ドル円の上昇にはドル高とともに円安の面も指摘されている。日銀の緩和継続姿勢の強さを海外勢などが強く意識しているようだ。また、午後3時に発表された英雇用統計では週平均賃金の伸びが加速、市場では9月英中銀会合での25bp利上げを完全に織り込んでいる。日英金利差拡大観測がポンド円を押し上げており、円売り圧力となる面も加わっている。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、日本時間午後9時30分に米小売売上高(7月)、米輸入物価指数(7月)、米輸出物価指数(7月)、米ニューヨーク連銀製造業景気指数(8月)などが予定されている。この時間にはカナダ消費者物価指数(7月)、カナダ製造業売上高(6月)も発表される。続く日本時間午後11時には米企業在庫(6月)、米NAHB住宅市場指数(8月)などが発表される予定。このあとのロンドン市場では、日本時間午後6時に独ZEW景況感指数(8月)が発表される。

 発言イベント関連では、NY午前にカシュカリ・ミネアポリス連銀総裁が討論会に参加する。米主要企業決算については、今週は小売企業の結果発表が相次ぐ。きょうはその皮切りとしてホーム・デポが注目される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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