ECBの利下げは2024年末近くになる可能性も指摘差される=NY為替
NY時間に入って円安の動きが再び活発化する中、ユーロ円は一時155円台半ばまで買い戻され、日銀決定会合後の下げを完全に取り戻している。きょうは日銀がイールドカーブコントロール(YCC)のサプライズの微調整を行い、円買いが強まった。ユーロ円は151円台半ばまで一時下落していたが、本日は安値から400ポイント買い戻されている格好となっている。
海外勢からは、日銀がYCCの微調整を打ち出したものの、所詮10年債で0%前後での推移に変化はなく、円は依然として魅力的な調達通貨で、円キャリー取引が完全に終わったとは考えていないといった声も聞かれる。
一方、今週はECB理事会が開催され、ラガルド総裁のコミット通りに0.25%ポイントの利上げを実施した。ただ、ユーロ圏の景気の先行き不透明感が強まっていることもあり、これまでのように追加利上げの可能性を強く示唆することもなく、9月以降はデータ次第との姿勢を強調していた。
市場には、ECBはあと1回の利上げを行う可能性はあるが、今回の利上げサイクル終了は間近との認識が広がっている。ただ、すぐに利下げに転じる可能性も低く、ECBは高金利の状態を長く維持する必要があり、最初の利下げは2024年末になると見ているという。
EUR/JPY 155.24 USD/JPY 140.89 EUR/USD 1.1019
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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