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ダウ平均は続伸 早期終結への期待で買戻しの流れ続く=米国株概況

株式 

NY株式1日(NY時間16:23)(日本時間05:23)
ダウ平均   46565.74(+224.23 +0.48%)
S&P500    6575.32(+46.80 +0.72%)
ナスダック   21840.95(+250.32 +1.16%)
CME日経平均先物 54265(大証終比:+165 +0.30%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は続伸。前日にイラン紛争の早期終結への期待を背景に5月以来の大幅高となった流れを本日も継続した。

 様々な報道から、市場は軍事行動終結への期待を高めている。トランプ大統領は前日遅くにホワイトハウスで会見し、米軍は2-3週間以内にイランから撤退するとの見通しを示した。こうした動きは、イランのペゼシュキアン大統領が一定の保証を条件に終結に前向きな姿勢を示したとの報道を受けたもの。

 トランプ大統領が、本日現地時間の夜(日本時間2日午前)にイランに関する重要な最新情報を国民向けに演説すると伝わっており、市場はその内容を待っている状況。一部報道では、イランでの軍事的成果を国民にアピールし、軍事作戦が2-3週間以内に終了する可能性を強調する見通しだと伝わっていた。

 ただし、上昇の持続性に懐疑的な見方も根強い。アナリストは、原油価格が依然高水準にあることが不透明感の残存を示していると指摘。「原油市場の方が実態を反映している可能性がある。今回の上昇は売られ過ぎからの反発や期末要因の影響も大きく、持続性には疑問がある」と述べた。

 最近の中東への米軍の追加配備により、トランプ大統領にはさらに事態をエスカレーションさせる選択肢は残っているとも指摘している。3隻目の米空母も火曜日に同地域に向けて出発していた。

 大手金融からは、前日の急伸は期末に絡んだショートポジションの解消が主因だったとの指摘も出ていた。イラン紛争でショートがかなり積み上がり、その解消が一気に出ていたという。そのため、ファンダメンタルズ的な条件は何も変わっていないとも述べている。

 ナイキ<NKE>が決算を受け大幅安。好決算ではあったものの、その後の決算説明会で弱気なガイダンスを示したことが嫌気されている模様。

 家具のRH<RH>が決算を受け大幅安。ガイダンスでは、第1四半期は増収予想に対して減収を見込んでいるほか、通期の売上高も予想を下回る見通しを示した。

 インテル<INTC>が上昇。同社はアイルランドの工場「ファブ34」の持分の半分をアポロ・グローバル<APO>から142億ドルで買い戻すことで合意した。同工場は以前に同社が売却していた。

 フィンテックのエヌシノ<NCNO>が決算を受け大幅高。サブスクが予想を上回った。ガイダンスも公表し、予想を上回るサブスクリプション売上高の見通しを示した。

 バイオ医薬品のオリックファーマ<ORIC>が大幅安。「リンジメトスタット」プログラムの最新情報およびフェーズ1b試験からの有効性・安全性データの発表を嫌気している。

 カルメイン・フーズ<CALM>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。卵価格の下落にもかかわらず、同社の業績は全体として予想通りもしくはやや上振れたとの評価。

 F1レースの独占的商業権を保有するリバティ・フォーミュラ・ワン<FWONA>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げた。目標株価は105ドルで据え置き。

 イーライリリー<LLY>が上昇。肥満症向け経口薬「ファウンダヨ」がFDAのナショナル・プライオリティ・バウチャー制度のもとで承認されたことが好感されている。

 ボーイング<BA>が上昇。米国防総省がパトリオット・ミサイル部品の生産を7年間で3倍に拡大する枠組み合意を発表したことが好感されている。

 フィリップ・モリス<PM>が下落。FDAの科学者がニコチンパウチについて、子どもなど新規利用者への潜在的リスクに懸念を示し、承認に慎重姿勢を示していると伝わった。

ナイキ<NKE> 44.63(-8.19 -15.51%)
RH<RH> 112.85(-26.97 -19.29%)
インテル<INTC> 48.03(+3.90 +8.84%)
エヌシーノ<NCNO> 16.57(+1.59 +10.61%)
オリックファーマ<ORIC> 7.48(-5.20 -41.00%)
カルメイン・フーズ<CALM> 83.36(+4.21 +5.32%)
リバティ・フォーミュラ・ワン<FWONA> 78.35(+0.27 +0.35%)
ボーイング<BA> 207.32(+8.29 +4.17%)
フィリップ・モリス<PM> 157.33(-8.01 -4.84%)
シェブロン<CVX> 197.41(-9.49 -4.59%)

アップル<AAPL> 255.63(+1.84 +0.73%)
マイクロソフト<MSFT> 369.37(-0.80 -0.22%)
アマゾン<AMZN> 210.57(+2.30 +1.10%)
アルファベットC<GOOG> 294.90(+8.04 +2.80%)
アルファベットA<GOOGL> 297.39(+9.83 +3.42%)
テスラ<TSLA> 381.26(+9.51 +2.56%)
メタ<META> 579.23(+7.10 +1.24%)
エヌビディア<NVDA> 175.75(+1.35 +0.77%)
AMD<AMD> 210.21(+6.78 +3.33%)
イーライリリー<LLY> 954.52(+34.75 +3.78%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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