ユーロドルは伸び悩むも高値圏は継続 9月以降についてはどちらにも可能性を残すか=NY為替
きょうのユーロドルはやや戻り売りに押されており、1.12ドル台前半に値を落としている。来週のFOMCやECB理事会を控えて為替市場は全体的に様子見が広がる中、ユーロドルも上げを一服させている。しかし、下押す動きも見られず、高値圏での推移は継続している状況。
市場は来週のECB理事会での利上げについては確実視しており、9月がどうなるかに焦点が集まっている。インフレについては、総合指数は鈍化の兆しを明確にしているものの、コア指数は高水準での推移が続いている。インフレだけから見られば、9月も利上げを正当化しそうな情勢ではあるが、特にドイツを中心に景気の先行き不安感が台頭しており、9月については市場も予想を決めかねている状況。
本日は、これまでタカ派として知られたECB理事のクノット・オランダ中銀総裁の発言が伝わり、「7月の利上げは必要だが、そこから先の利上げはせいぜい可能性で、確実というわけでない」と述べていた。これまでよりも慎重姿勢も垣間見せていたことに、市場も注目したようだ。来週のECB理事会でラガルド総裁は9月以降について、利上げ、据え置きのどちらにも可能性を残す会見を行う可能性も留意される。
EUR/USD 1.1225 EUR/JPY 155.90 EUR/GBP 0.8596
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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