米国休場もあって、ドル円は落ち着いた動き。豪州は大方の予想通り金利据え置き=東京為替概況
米国休場もあって、ドル円は落ち着いた動き。豪州は大方の予想通り金利据え置き=東京為替概況
昨日米ISM製造業景気指数が予想を下回る弱い結果となったことでドル売りが広がり、ドル円は一時144円割れを付けた。その後すぐに買い戻しが入り144円台後半まで上昇。東京朝は安値からの買い戻しが一服したことで、ドル売り円買いが強まり144円40銭台を付けた。その後は144円60銭台まで買い戻しが入って、もみ合いとなった。
本日は米国が独立記念日で祝日となっており、取引参加者が少ないこともあって、上下ともにやや動きにくい展開。下値しっかり感が意識されているものの、145円を超えてのドル買い円売りをためすだけの勢いが見られず。
13時半の豪中銀金融政策会合は大方の予想通り政策金利を据え置いた。先週の豪消費者物価指数発表までは利上げ期待が大勢となっており、直近でも一部で利上げ期待が残っていたこともあって、発表後は豪ドル売りとなった。豪ドルドルは0.6680ドル前後から0.6640ドル台を付けた。豪ドル円も96円70銭前後から96円00銭台を一時付けた。
ユーロドルは1.0900前後で落ち着いた動き。朝は1.0910台での推移。その後は少し上値が重くなっているものの、値幅は抑えられている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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