アジア株は下落、中国6月末にも週6500万人感染か JPモルガンなど複数機関は中国成長率予想を下方修正
アジア株は下落、中国6月末にも週6500万人感染か JPモルガンなど複数機関は中国成長率予想を下方修正
東京時間14:03現在
香港ハンセン指数 19236.21(-195.04 -1.00%)
中国上海総合指数 3230.47(-15.77 -0.49%)
台湾加権指数 16091.62(-96.41 -0.60%)
韓国総合株価指数 2564.06(-3.49 -0.14%)
豪ASX200指数 7219.60(-40.29 -0.55%)
インドSENSEX30種 62086.30(+104.51 +0.17%)
アジア株は総じて下落、中国感染再拡大懸念が重石。専門家が中国のコロナ感染者が6月末にも1週間当たり6500万人に達するとの予測を公表したことを受け、アジア株式市場では、レストランやレジャー施設、ホテル、化粧品、百貨店など消費者サービス関連が総じて下落している。香港市場ではカジノ運営会社のサンズチャイナが5%近く急落。ギャラクシーエンターテイメントも3.4%下げている。ただ、香港株は序盤に約2カ月ぶり安値をつけたあとは下げ渋っている。
中国4月の経済統計が総じて期待外れとなったことを受け、中国の景気回復ペースの鈍さが懸念されている。また中国証券大手が中国人民銀行はしばらくの間、政策金利を据え置く可能性が高いと指摘していることも嫌気されている。
バークレイズやJPモルガン、野村ホールディングスなど複数の機関は中国の今年の成長率予想を下方修正した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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