ISM指数を受けてドル円は137円台半ばまで上昇 今週はFOMC=NY為替
きょうから5月相場に入って、ドル円は先週からの上げを加速させており、137円台半ばまで上昇している。この日のISM製造業景気指数が予想を上回ったことで、ドル買いの反応が強まっている。特に雇用指数が50を上回ったことや、仕入価格が急上昇したことがドル買いに繋がっているようだ。
ドル円は先週からの上昇で、上へのレベルシフトが見られている。一部からは140円を目指す展開を期待する声も出ており、オプション市場では6月末までに140円にタッチする確率を58%まで高めている状況。
先週は植田総裁就任後初となる日銀決定会合が行われたが、現状の金融緩和策を据え置いた。これを受けて市場では、日銀が出口戦略に舵を切る時期も後退させる動きが出ており、ドル円をサポートしている。
そのような中、今週の最注目はFOMCということになりそうだ。0.25%ポイントの利上げが確実視されている一方で、市場は6月以降のヒントを探している。その意味ではパウエルFRB議長が利上げ停止の可能性に傾斜するかどうかが注目されるが、この日のISM指数もそうだが、足元の経済指標からは、その可能性は低く、FRBはもう少し指標を確認したい意向が強いものと思われる。米労働指標は今後低下が想定れるものの、インフレ指標に関してはまだ未知数の部分が多い。FRBは先行きについて、今回はオープンにして置くとの見方も多いようだ。
USD/JPY 137.38 EUR/JPY 150.77
GBP/JPY 171.69 AUD/JPY 91.18
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。