NY連銀総裁 年内あと1回の利上げと、その後の休止の見通しは理に適う
FOMC委員のウィリアムズNY連銀総裁の発言が伝わり、3月のFOMCで発表した年内あと1回の利上げと、その後の休止という見通しは「理に適う出発点」だが、行方は今後の指標次第だとも述べた。
同総裁はヤフー・ファイナンスとのインタビューに応じ、「インフレを確実に低下させるために、やるべきことをやる必要がある。インフレは低下しているが、FRBの目標である2%を大きく上回っている」と述べた。また、物価の重要な基礎指標は最近ほとんど変化していないとも付け加えている。
同総裁はまた、「データは一貫して強く、インフレは非常に高いままだと述べたうえで、「最近の銀行の混乱が経済に与える影響は不透明だ」とも指摘した。

執筆者 : MINKABU PRESS
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