アジア株 上海株は下げ縮小、財新の非製造業PMIが2020年11月以来の高水準
アジア株 上海株は下げ縮小、財新の非製造業PMIが2020年11月以来の高水準
東京時間11:05現在
香港ハンセン指数 20218.65(-55.94 -0.28%)
中国上海総合指数 3310.27(-2.44 -0.07%)
台湾加権指数 15794.29(-73.77 -0.46%)
韓国総合株価指数 2478.21(-17.00 -0.68%)
豪ASX200指数 7222.00(-15.21 -0.21%)
アジア株は総じて下落、米景気減速懸念が高まっている。今週発表された米経済指標は総じて前回から悪化した。また、米中対立激化も懸念されている。台湾の蔡英文総統とマッカーシー米下院議長が会談したことを受け、中国外務省が声明を発表。米中関係における「レッドライン(越えてはならない一線)」だと米国を強く非難し、米国に対し強力な措置を講じると表明した。
休場明け香港株は0.28%安、中国指標を受け一時プラス圏を回復する場面が見られた。JDドットコムやバイドゥ、美団、レノボなどハイテク関連が軒並み下落している。上海株も下げ幅を縮小。医療品や素材、ハイテク関連の一角が上昇。一方、公益やエネルギー、コミュニケーションサービス関連は下落している。
きょう発表された財新3月の非製造業PMIは57.8と前回の55.0から上昇し、2020年11月以来の高水準を記録した。中小企業を対象とする財新のデータでも回復が順調に進んでいることがわかった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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