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【これからの見通し】米FOMCに市場の関心集まる、今後の見通しはどうか

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【これからの見通し】米FOMCに市場の関心集まる、今後の見通しはどうか

 きょうは米FOMC会合の結果内容が発表される。利上げ幅とともに、経済見通しや金利見通しが公表されるほか、パウエルFRB議長の会見が実施される。インフレ対応が急がれるなかで、米欧の金融不安問題が発生しており、事態は混とんを極めている。

 利上げ幅については、市場は25bp利上げでほぼ織り込み済みとなっている。2月に発表された一連の米経済統計が強かったことで一時は50bp利上げ観測が強まったものの、その後の指標の落ち着きや、シリコンバレー銀行などの破綻と金融不安の発生が市場を混乱させた。据え置き観測がかなり高まる場面もあった。ただ、欧州のクレディスイス問題とともに政策対応が早かったことでひとまず危機的な状況は収束している。

 今後の経済見通し、特にインフレ見通しの変化がポイントとなりそうだ。CPIなどのヘッドラインの上昇率は鈍化傾向が鮮明となっている。一方で、賃金動向やコアインフレなどは根強いインフレ圧力が観察されている。インフレ面からはまだ利上げの手を緩めるわけにはいかないようだ。ただ、金融不安問題で市場心理がハト派方向に傾いたばかりとあって、タカ派姿勢を強調するのみでは市場は不安定になりそうだ。パウエル議長会見での発言内容は前回ほどのタカ派度は封印されそうだがどうなるか。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、英消費者物価指数・小売物価指数・生産者物価指数(2月)、南アフリカ消費者物価指数(2月)、ユーロ圏経常収支(1月)、米MBA住宅ローン申請指数(03/11 - 03/17)など。その後、上記の米FOMC会合に結果発表が続く。

 発言イベント関連では、ECB当局者の予定が目白押し。ビルロワドガロー仏中銀総裁、ラガルドECB総裁、レーンECBチーフエコノミスト、レーン・フィンランド中銀総裁、ウンシュ・ベルギー中銀総裁、ビスコ伊中銀総裁、パネッタECB理事、ナーゲル独連銀総裁などの講演やイベント参加が予定されている。インフレや金融政策に関するテーマの講演が多く、注目される。また、米週間石油在庫統計が発表される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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