資源国、新興国通貨にも売りが入る、流動性意識した動き=東京為替
資源国、新興国通貨にも売りが入る、流動性意識した動き=東京為替
対ユーロや対円といった主要国通貨に対して、SVB破綻の影響で売りが出る一方、対豪ドルなどの売りが限定的。豪ドルやNZドル、さらには新興国通貨全般に対円売りが出ている。SVB破綻を受けた金融システム不安に対する脆弱性を警戒した動き。流動性が潤沢な主要国通貨に対してドル売りとなる一方、資源国・新興国通貨は対ドルで売り買い交錯、対円、対ユーロなどで売りという流れ。豪ドル円は破綻ニュース前まで90円台前半、破綻報道後88円台後半で推移となっていたが、直近88円20銭台まで下げ幅広げている。
AUDJPY 88.28

執筆者 : MINKABU PRESS
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