アジア株は全面安、米利上げペース加速懸念 香港株は2.5%安、全業種が下落
アジア株は全面安、米利上げペース加速懸念 香港株は2.5%安、全業種が下落
東京時間11:02現在
香港ハンセン指数 20018.74(-515.74 -2.51%)
中国上海総合指数 3273.93(-11.17 -0.34%)
台湾加権指数 15800.83(-57.06 -0.36%)
韓国総合株価指数 2434.73(-28.62 -1.16%)
豪ASX200指数 7293.40(-71.25 -0.97%)
アジア株は全面安、前日の米株大幅下落を懸念して売り優勢で始まった。パウエルFRB議長の「タカ派」発言を受け、米利上げペース加速への警戒感が強まっている。パウエル議長は議会証言で、「最近の経済データは予想以上に強い。必要なら利上げペースを加速させる用意がある」と述べた。
香港株は急落。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため、金融政策を米国に連動させている。そのため米国が利上げを続ければ、香港も基準金利を引き上げ続ける。全業種が下落。龍湖集団や華潤置地など不動産株の下げが目立つほか、JDドットコムやシャオミ、ネットイース、バイドゥなどハイテク関連の下げもきつい。
豪州株は0.97%安。原油安が嫌気されており、エネルギー関連株が総じて下落している。石油会社のウッドサイド・エナジー・グループは7.4%安、ホワイトヘイブン・コールは3.9%安。

執筆者 : MINKABU PRESS
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