アジア株 総じて上昇、香港株は大幅反落
東京時間18:03現在
香港ハンセン指数 20529.49(-357.47 -1.71%)
中国上海総合指数 3306.52(+16.19 +0.49%)
台湾加権指数 15563.00(+11.77 +0.08%)
韓国総合株価指数 2458.96(+3.84 +0.16%)
豪ASX200指数 7336.30(-15.22 -0.21%)
インドSENSEX30種 60781.54(+90.00 +0.15%)
21日のアジア株は総じて上昇。米国株価指数先物の時間外取引での下げをなど受けて、一部の市場では売り優勢で推移した。一方で、押し目買いの動きや中国の景気回復への期待感などから買い優勢で推移する市場も見られた。香港株は大幅反落。米国での金融引き締め長期化への警戒感などを背景にハイテク関連株を中心に売りに押された。上海株は続伸。中国での経済活動再開による景気回復への期待感などを背景に堅調な動きを見せた。
上海総合指数は続伸。通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、化学品メーカーの万華化学集団が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免が売られた。
香港ハンセン指数は大幅反落。電子商取引のJDドットコム、インターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)、医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、インターネット関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、電子商取引大手のアリババ・グループ・ホールディングが売られた。
豪ASX200指数は小反落。鉱物探査会社のフォーテスキュー・メタルス・グループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のBHPグループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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