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FX/為替「ドル/円、129円台で下値確認 戻り試しへ」 外為どっとコム トゥデイ 2023年1月5日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年1月5日9時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼4日(水)の為替相場
(1):中国が豪州石炭の輸入再開との報道を受け、豪ドル上昇
(2):ユーロ圏サービス業PMIは速報値から上方修正
(3):米ISM製造業は2020年5月以来の低水準
(4):FOMC議事録公表

▼4日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:戻りを試す展開/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

4日(水)の為替相場

4日(水)の為替相場期間:4日(水)午前7時10分~5日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国が豪州石炭の輸入再開との報道を受け、豪ドル上昇

中国が豪州産石炭禁輸の一部解除を検討していると報じられたことで豪ドルが上昇。関係者の話として、中国国家発展改革委員会は豪州産石炭の2年余りにわたる禁輸を解除し、輸入を一部再開する計画を検討していると伝わった。

(2):ユーロ圏サービス業PMIは速報値から上方修正

ユーロ圏12月サービス業PMI・改定値は49.8となり、速報値の49.1から上方修正された。これより前に発表されたフランスとドイツのPMIも速報値から上方改定されていた。

(3):米ISM製造業は2020年5月以来の低水準

米12月ISM製造業景況指数は48.4と予想(48.5)を下回り、2020年5月以来の水準に低下した。内訳の構成指数では新規受注が45.2へ低下した一方、雇用は51.4へと上昇。仕入れ価格は2020年4月以来の低水準となる39.4に落ち込んだ。同時に発表された米11月JOLTS求人件数は1045.8万件と、市場予想(1005.0万件)を上回った。

(4):FOMC議事録公表

米連邦公開市場委員会(FOMC)は12月会合の議事録を公表。参加者は高インフレが想定より根強くなるリスクに言及。早期の利下げ転換には慎重な考えを示した。参加者は「金融環境が不当に緩和されれば、物価安定を回復するための努力を複雑にしてしまう」と懸念を示したことが明らかになった。「23年中の利下げを想定する参加者は1人もいなかった」と明記した。参加者は「労働市場の逼迫が長引けば、物価の上昇圧力は想定を超えて根強くなる可能性がある」と指摘。一方で、多くの参加者が景気の先行きについてさらに悪化するリスクがあると強調した。

4日(水)の株・債券・商品市場

4日(水)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

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外為注文情報(ドル/円)

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:戻りを試す展開

昨日のドル/円は終値ベースで約1.3%上昇。欧州市場で130円台を割り込む場面もあったが、NY市場に入るとショートカバーと見られるドル買い・円売りが強まり132.72円前後まで反発した。米地区連銀総裁の発言と米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて、早期の利下げ転換を巡る思惑が後退したようだ。カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁は、年内に少なくともあと100bp(1.00%ポイント)の利上げが必要との見解を示した。FOMC議事録では「正当な根拠のない金融緩和は物価安定の取り組みを複雑化させる」として、市場の過度な利下げ織り込みをけん制した。

ドル/円は130円割れの底堅さを確認したことで戻りを試す展開となる可能性がある。12月30日高値の133.10円前後を超えられるかが目先の焦点となりそうだ。

注目の経済指標:米ADP雇用統計

注目の経済指標

注目のイベント:米要人発言

注目のイベント※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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