アイフォーンの出荷が人手不足で1-3月に22%減少の可能性も=米国株個別
きょうもIT・ハイテク株への売りが続く中で、アップル<AAPL>も下落している。調査会社トレンドフォースによると、来年1-3月期のアイフォーンの出荷台数は22%減少する可能性があると報告した。最大のサプライヤーであるフォックスコンの人手不足が生産に影響するとしている。
中国の感染対策に伴い発生したフォックスコンの鄭州工場の混乱は落ち着き始めているが、労働力不足は依然継続しているという。フォックスコンは深せん市にも工場を持っているが、鄭州での不足を埋めるには不十分だと指摘。
また、中国政府はゼロコロナ政策を緩和方向に急転換しているが、それにより中国での感染者が急増し、労働者不足はさらに深刻な状況に陥る恐れがあるという。そのため1-3月期のアイフォーンの生産台数は約4700万台に減少する可能性があると報告した。
(NY時間14:52)
アップル<AAPL> 127.04(-2.99 -2.30%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。