アップルが代替アプリストアを容認しても、影響は最小限との見方=米国株個別
アップル<AAPL>が2024年に予定されているEUの規制要件への準拠を目的とした抜本的な見直しの一環として、同社のアイフォーンおよびアイパッドで代替アプリストアを利用できるよう準備を進めているとの報道が前日に伝わっていた。
これに対してアナリストからは、報道通りにアップルがEUでサードパーティーのアプリストアを容認したとしても、影響は最小限に留まるとの見方が出ている。消費者が現在の設定を気に入っており、この地域での売り上げもアップストア全体の売り上げに占める割合は非常に小さいと分析した。
これらの変更はむしろ、価格圧力を通じて間接的にグーグルプレイにのみ影響が及ぶと思われ、しばらくはアップルにとって重大なリスクとは考えていないという。
(NY時間09:58)
アップル<AAPL> 146.31(+0.84 +0.58%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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