モザイクがカナダのサスカチュワン州でのカリ生産を一時縮小=米国株個別
農業用肥料のモザイク<MOS>が軟調。需要減退により北米全域での肥料価格が下落したため、カナダのサスカチュワン州の鉱山のカリの生産を一時縮小した。肥料価格はロシアのウクライナ侵攻後に記録的な水準に急騰した後に低迷している。ブラジルからカナダに至るまで、農家は肥料の購入を控え、散布を1年スキップしたり、使用を控えたりするケースも出ている。そのため、市場に余剰が生じた。
同社は、今年後半の需要の戻りが予想より鈍いため、在庫水準は当面の需要を満たすのに十分としている。ただ、来年初頭の再稼働を見据えて、地下開発作業は継続されるという。
(NY時間13:35)
モザイク<MOS> 46.96(-0.75 -1.57%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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