サムサーラが決算受け大幅高 厳しいマクロ環境も好結果示す=米国株個別
ソフトウエア開発のサムサーラ<IOT>が大幅高。同社はコネクテッド・オペレーションクラウドを使ったIoT接続やAIなどの最新技術により、産業のDX化の推進を支援している。
前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益の赤字が予想ほど膨らまなかった。ガイダンスも公表し、第4四半期の売上高見通しが予想を上回り、通期の売上高見通しを上方修正している。
アナリストは「厳しいマクロ環境にもかかわらず、この結果は弾力性を示している。マクロ環境は依然として厳しいが、同社は収益性と伴に年ベース経常収益(ARR)と売上高の両方を上方修正し、強力なビート&レイズを提供した」と述べた。
(8-10月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.02ドル(予想:-0.06ドル)
・売上高:1.70億ドル(予想:1.55億ドル)
・粗利益率(調整後):74.0%(予想:71.3%)
(11-1月・第4四半期見通し)
・1株損益(調整後):-0.05~-0.06ドル(予想:-0.06ドル)
・売上高:1.70~1.72億ドル(予想:1.61億ドル)
(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.16~-0.17ドル(従来:-0.21~-0.23ドル)(予想:-0.21ドル)
・売上高:6.36~6.38億ドル(従来:6.10~6.14億ドル)(予想:6.13億ドル)
(NY時間14:00)
サマサーラ<IOT> 12.24(+2.34 +23.59%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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