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FX/為替「ドル/円大幅続落 135円の攻防が米雇用統計の焦点に」 外為どっとコム トゥデイ 2022年12月2日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年12月2日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼1日(木)の為替相場
(1):中国財新製造業PMIは4カ月連続で50割れ
(2):ユーロ圏で複数の経済指標発表
(3):米PCE、PCEデフレーター共に前月より伸び鈍化
(4):米ISM製造業は2年半ぶりに50割れ、ドル円急落
(5):NY連銀総裁の発言

▼1日(木)の株・債券・商品市場

▼ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)/ ▼人気通貨ペア 本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:ドル売り強まるか米雇用統計に注目/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

1日(木)の為替相場

1日(木)の為替相場期間:1日(木)午前7時10分~2日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):中国財新製造業PMIは4カ月連続で50割れ

中国11月財新製造業PMIは49.4と予想(48.9)を上回ったものの、4カ月連続で好不況の分岐点である50.0を下回った。これより前に発表された豪7-9月期民間設備投資は前期比-0.6%と予想(+1.5%)に反して減少した。

(2):ユーロ圏で複数の経済指標発表

独10月小売売上高は前月比-2.8%と予想(-0.5%)を下回った。その後発表されたユーロ圏10月失業率は6.5%と予想(6.6%)を下回り過去最低水準に改善した。

(3):米PCE、PCEデフレーター共に前月より伸び鈍化

米10月個人消費支出(PCE)は前月比+0.8%と予想と一致。同PCE物価指数(デフレーター)は前年比+6.0%、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCEデフレーターも前年比+5.0%と予想に一致した。いずれも前月から伸びが鈍化した。同時に発表された新規失業保険申請件数は22.5万件と予想(23.5万件)を下回り、前週(24.1万件)から減少した。これより前に発表された米11月チャレンジャー人員削減数は7万6835人と、前年比+416.5%の大幅増だった。

(4):米ISM製造業は2年半ぶりに50割れ、ドル円急落

米11月ISM製造業景気指数は49.0と予想(49.7)を下回り、好不況の分岐点である50.0を下回るのは2020年5月以来。内訳の構成指数では新規受注が49.2から47.2、雇用も50.0から48.4へと低下した。その後、米10年債利回りが9月20日以来となる3.51%へと低下幅を拡大するとドル/円は8月18日以来の安値となる135.21円前後まで下落した。

(5):NY連銀総裁の発言

ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁は「インフレは依然として高すぎる」「物価上昇圧力を抑えるためには追加利上げが必要」との考えを改めて強調した。

1日(木)の株・債券・商品市場

1日(木)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

外為注文情報(ドル/円)

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:ドル売り強まるか米雇用統計に注目

昨日のドル/円は前日終値から3円近く下落。前日のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて米国の利上げペース減速が意識される中、137.00円、136.00円の節目を相次いで下抜けた。米10月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)の鈍化と米11月ISM製造業景況指数の悪化が確認されると、米長期金利の低下につれて約3か月半ぶりに135.21円前後まで下値を切り下げた。

本日は、心理的節目の135.00円と昨年2月以来タッチすることさえなかった200日移動平均線(134.52円前後)を維持できるかがポイントになりそうだ。NY時間には米11月雇用統計が発表される。市場予想は非農業部門雇用者数が20.0万人増、失業率が3.7%、平均時給は前年比+4.6%などとなっている。これまで比較的堅調だった米雇用市場にも減速感が出るようならドル売りの流れがさらに強まる可能性があろう。

ただし、RSI(相対力指数)の30%割れなど一部のテクニカル指標には売られ過ぎを示すシグナルも出始めており、米雇用統計の結果次第では週末を控えて短期筋の買戻しが活発化する事も考えられる。

注目の経済指標:米11月雇用統計

注目の経済指標

注目のイベント:日欧の中銀総裁の講演

注目のイベント※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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