【これからの見通し】週央以降のイベント控えて市場ごとに主役が交代、まずは中国動向をチェック

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【これからの見通し】週央以降のイベント控えて市場ごとに主役が交代、まずは中国動向をチェック

 昨日は市場ごとに相場の主役が交代していた。東京市場では中国リスクを背景に円高の動きが強まった。続くロンドン市場では序盤にその動きが一服すると、ECB高官発言などを受けてユーロ買いが主役となった。NY市場に入ると米株安とともに急速にドル買いの動きが広がった。

 中国の感染拡大と抗議活動の広がりが、リスク要因となっており、市場をかく乱した格好だ。今日は午後4時に中国保健当局などが会見を開くとしており、市場ではゼロコロナ政策の緩和期待が出ているようだ。ただ、ゼロコロナ政策堅持の姿勢が強調されれば、再び市場は不安定になろう。注意したいイベントとなっている。

 今週は週央にユーロ圏消費者物価指数が発表される。前年比+10.4%程度と予想されており、前回の+10.6%からは伸びが鈍化する見込み。ただ、引き続き二桁台のインフレ率となれば金融当局が到底許容できるものではない。市場では12月ECB理事会での大幅利上げ観測が広がってきている。きょうはその前哨戦としてドイツ消費者物価指数速報値が発表される。

 また、今週はパウエルFRB議長の講演と米雇用統計など米国発の注目イベントも多い。金曜日の米雇用統計に先立って、ADP雇用統計、JOLT求人件数、個人所得・支出、PCEコアデフレータ、ISM製造業景気指数など一連の米経済指標が発表される。ISM指数が50割れと予想されるなど、足元での利上げペース鈍化観測を裏付ける内容も想定されている。

 一連のイベントを控えて、まずは中国リスク動向に落ち着きがみられるのかを確認したいところだ。

 この後の海外市場では発表される経済指標は、スイス実質GDP(第3四半期)、南アフリカ失業率(第3四半期)、ユーロ圏景況感(11月)、ユーロ圏消費者信頼感指数・確報値(11月)、ドイツ消費者物価指数・速報値(11月)、カナダ実質GDP(9月・第3四半期)、米住宅価格指数(9月・第3四半期)、米S&Pケースシラー住宅価格(20都市)(9月)、米コンファレンスボード消費者信頼感指数(11月)など。

 発言イベント関連では、デギンドスECB副総裁(イベント開会挨拶)、デコス・スペイン中銀総裁(公聴会出席)、マン英中銀委員(財政と金融について講演)、ベイリー英中銀総裁(議会証言)などの発言機会が予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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