【本日の見通し】中国情勢などに警戒
【本日の見通し】中国情勢などに警戒
昨日は中国での感染拡大を嫌気したドル買いが広がった。中国に関しては渡航者の隔離期間短縮の動きなどを受けて、ゼロコロナ政策の緩和期待が広がっていたが、ここにきて感染者の拡大が見られ、約半年ぶりに首都北京でも死亡者が確認されたことなどをうけて期待が後退し、リスク警戒の動きにつながっている。
ドル円の上昇が見られるが、今後については新興国、資源国通貨の売りなども見込まれるだけに、今後の動向に注意。
ドル円に関してはポイントとなる142円台を付けてきており、上方向の意識が強い。ただ、12月のFOMCでの利上げ幅縮小見通しなどもあり、150円超えをトライした時ほどの勢いはない。上値をここからどれだけトライすることが出来るか。
141円台半ばあたりがしっかりするようだと、もう一段の上トライの勢いが出てくると見込まれる。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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