広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

FX/為替「ドル/円、米金融政策巡り荒い動きが続く公算」 外為どっとコム トゥデイ 2022年11月15日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年11月15日8時50分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼14日(月)の為替相場
(1):FRB理事のタカ派発言
(2):ユーロ圏鉱工業生産 予想を上回る
(3):米中首脳会談
(4):FRB副議長発言

▼14日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:米金融政策巡り荒い動きが続く/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

14日(月)の為替相場

期間:14日(月)午前7時00分~15日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):FRB理事のタカ派発言

米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は米10月消費者物価指数(CPI)について「物価が一部で下落したのは良いことだが、継続が必要」と発言。一定期間の動向を見る必要があるとの見解を示した。また、「インフレ率7.7%は高過ぎる」として、利上げを停止するまでには「まだ道のりは長い」と発言。タカ派発言を受け、ドルの買戻しが優勢となった。

(2):ユーロ圏鉱工業生産 予想を上回る

ユーロ圏9月鉱工業生産は前月比+0.9%と予想(+0.5%)を上回った。その後、欧州中銀(ECB)のパネッタ専務理事は「金融引き締めはインフレが定着しないようにするため」「決定的な根拠がない前提で積極的な引き締めを行うのは見当違い」などと発言した。

(3):米中首脳会談

バイデン米大統領は習中国国家主席との会談で「ロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮問題を取り上げた」「競争を衝突に発展させるべきではないと伝えた」「台湾に対する中国の高圧的な行動に反対を表明した」と明らかにした。

(4):FRB副議長発言

ブレイナードFRB副議長は「おそらく利上げペースを減速するのが間もなく適切になるだろう」と発言。これを受けてドルの上値は重くなり、再び140円台を割り込んだ。ただ、副議長は「我々は多くのことを行ってきたが、追加でしなければならないことがある」と利上げを継続する姿勢も強調した。

14日(月)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:米金融政策巡り荒い動きが続く

昨日のドル/円は終値ベースで約0.8%上昇。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が「利上げ停止までの道のりはまだ長い」と発言したことで、米10月消費者物価指数(CPI)の伸び鈍化をきっかけとした米長期金利の低下とドル安が一服した。

ドル/円は、138円台後半から切り返すと一時140.80円付近まで反発。ただ、ブレイナードFRB副議長が「利上げペース減速への移行が近く適切になるだろう」との見解を示したことで再び140円台を割り込むなど、米金融政策を巡る思惑が交錯する中で値動きは不安定だった。

本日も、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、クックFRB理事、バーFRB副議長の講演が予定されており、金融政策に関する発言が注目されよう。その他、米10月生産者物価指数(PPI)が発表される。ドル/円は、これらを手掛かり材料として荒い値動きが続きそうだ。

注目の経済指標:米10月生産者物価指数

注目のイベント:米要人発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

FX口座 カテゴリランキング

パートナーズFXnano 42

ドル円 0.0 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.0 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.0 銭(原則固定・例外あり)

セントラル短資FX 19

ドル円 0.2 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.4 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.6 銭(原則固定・例外あり)

みんなのFX 17

ドル円 0.2 銭(原則固定・例外あり)
ユーロ円 0.4 銭(原則固定・例外あり)
ポンド円 0.9 銭(原則固定・例外あり)
FX口座 スプレッド比較

GMO外貨 53

ドル円 176
豪ドル円 105
トルコリラ円 39

トライオートFX 51

ドル円 172
豪ドル円 100
トルコリラ円 37

ヒロセ通商 51

ドル円 170
豪ドル円 107
トルコリラ円 37
FX口座 スワップ比較

▶︎ 総合ランキングはこちら

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます