バカーサが決算受け急落 先行きに慎重な見通しを示す=米国株個別
民泊のプラットフォームを運営するバカーサ<VCSA>が急落。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想を上回ったものの、1株利益は予想を下回った。シーズンオフの第4四半期については予想を下回る見通しを示している。夏期以降にブッキングの軟化とばらつきが見られ始め、第4四半期の弱さがより顕著になったとしている。
同社は、2023年の1棟当たりの平均予約総額が、直近の水準から前年比で減少する可能性があると見ていることも明らかにしている。また、2023年にポートフォリオのプログラムに割り当てた資本を大幅に削減する見込みだとも述べている。全体的に先行きに慎重な見通しを示した印象。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.04ドル(予想:0.07ドル)
・売上高:4.12億ドル(予想:3.91億ドル)
・EBITDA(調整後):0.46億ドル(予想:0.59億ドル)
(10-12月・第4四半期見通し)
・売上高:1.95~2.15億ドル(予想:2.27億ドル)
・EBITDA(調整後):-0.65~-0.75億ドル(予想:-0.37億ドル)
(NY時間10:22)
バカーサ<VCSA> 2.20(-1.38 -38.55%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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