アファームが決算受け大幅安 ガイダンスの下方修正が堅調な四半期に影を落とす=米国株個別
アファーム<AFRM>が大幅安。同社はデジタル及びモバイルコマース向けに「buy・now・pay・later(後払い決済)」のシステムなど次世代プラットフォームを手掛ける。前日引け後に7-9月期決算(第1四半期)を発表し、経常収益は予想範囲内だったものの、1株損益の赤字は予想以上に膨らんだ。また、2023年度通期の経常収益の見通しを下方修正している。
今回の決算を受けてアナリストは「ガイダンス下方修正と継続的な信用悪化が堅調な四半期に影を落としている。主要な経営指標はすべて予想を下回り、ポジティブなカタリストが存在しないことが引き続き判明した」と指摘している。
(7-9月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.86ドル(予想:-0.60ドル)
・経常収益:3.62億ドル(予想:3.60億ドル)
・総取扱高:44億ドル
(10-12月・第2四半期見通し)
・経常収益:4.00~4.20億ドル(予想:4.38億ドル)
・総取扱高:57.3~58.3億ドル
(23年度通期見通し)
・経常収益:16.0~16.8億ドル(従来:16.3~17.3億ドル)(予想:17.1億ドル)
・総取扱高:205~215億ドル(従来:205~220億ドル)
(NY時間09:40)
アファーム<AFRM> 13.07(-2.57 -16.43%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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