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米雇用統計の発表を控えて、ややドル安方向に傾く=ロンドン為替概況

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米雇用統計の発表を控えて、ややドル安方向に傾く=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ややドル売りが優勢。米雇用統計の発表を控えて、前日NY市場でみられたドル買いの動きに調整が入る格好となっている。ドル円は東京朝方に148.40近辺まで高値を伸ばしたあとは、売りに転じている。ロンドン朝方には148円付近が重くなり、一時147.54レベルまで下押しされた。その後は、欧州株や米株先物・時間外取引の堅調もあって147円台後半に下げ渋っている。ユーロドルは0.97台後半で神経質に振幅。下値を0.9750近辺、上値を0.9800近辺で抑えられたレンジ取引となっている。ただ、水準的には前日NY終値からはドル安・ユーロ高水準で推移している。ポンドドルも同様に1.12割れで買い、1.1250付近では売りの値動きに終始している。クロス円は序盤に売り先行も、その後は買い戻されており、往来相場。ユーロ円は144円台前半から後半で、ポンド円は165.50割れ水準から166円台乗せ水準での上下動にとどまっている。米10年債利回りは4.12%台から4.16%台での上下動で、前日終値を挟んだ推移。英欧金融当局者の発言が複数伝えられたが、新味なく市場は反応薄。米雇用統計待ちムードが広がっている。

 ドル円は147円台後半での取引。東京朝方につけた148.40近辺を高値に、その後は上値重く推移している。ロンドン序盤には147.54近辺まで下押しされた。足元では147円台後半で揉み合っている。欧州株や米株先物は中国・香港株の大幅高を受けて堅調に推移している。一方、米債利回りは前日終値を挟んで方向性に欠ける動きにとどまっている。米雇用統計待ちとなっている。

 ユーロドルは0.97台後半での取引。東京市場で0.97台半ばから0.98手前水準まで上昇したあと、ロンドン市場では売買が交錯している。序盤の下げは0.9760台まで、その後の上昇は0.9796近辺までと0.98の大台には届いていない。前日NY市場でのドル買いに調整が入っている。ユーロ円は144円台で下に往って来いの振幅で、方向性に欠けている。ラガルドECB総裁は、インフレを2%目標に平準化させるために利上げを続ける。などと発言したが、市場は反応薄。

 ポンドドルは1.12台前半での取引。1.12台割れで買い、1.1250付近で売りのレンジ取引となっている。ポンド円は東京午後につけた166.28近辺を高値にその後は上値重く推移。序盤に165.50割れとなったあとは166円付近までの反発。値動きは限定的。ユーロポンドは0.87台前半での取引。序盤に0.87ちょうど付近まで軟化したが、その後は0.8730台へと反発。前日からのレンジ内での動き。ピル英中銀チーフエコノミストは、市場が予想しているほど金利が上昇する必要はないと考えている、と発言したが、前日のベイリー総裁会見から目立った差異もなく市場の反応は薄かった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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