広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ドル売り優勢、米FOMCを控えて前日のドル高に調整=ロンドン為替概況

今日の為替 

ドル売り優勢、米FOMCを控えて前日のドル高に調整=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル売りが優勢。このあとNY午後に米FOMC会合結果発表を控えて、前日のドル高の動きに調整が入る格好となっている。序盤にドル円は147円台半ばから147円手前水準へと軟化、その後の反発も限定的。足元では146.80台まで一段安に。ユーロ円やポンド円も軟調に推移しており、円買いが優勢。東京時間に黒田日銀総裁が、目先は緩和継続も、今後のYCC拡大について言及したことが円買い圧力となる面も指摘される。ユーロドルは0.98台後半で下げ渋ると、ロンドン序盤には0.9910台まで反発。その後は0.99付近で推移している。ポンドドルはやや上値が重いが、1.15を挟んでの揉み合いに終始している。米10年債利回りは前日終値4.04%前半を挟んだ上下動に終始。欧州株、米株先物ともに方向感に欠ける取引となっている。今回の米FOMCでは75bp利上げが市場のコンセンサスとなっており、焦点は次回12月の利上げ幅見通しや今後の利上げペースに関するパウエルFRB議長会見の内容に集まっている。

 ドル円は146円台後半での取引。東京市場で148円台前半から147円台前半へと軟化したあとは、再び147円台後半まで下げ渋る場面があった。しかし、上値は重く、ロンドン時間には全般的なドル売りのなかで147円台割れから146.85近辺まで下値を広げている。米FOMCを控えて、前日のドル高に調整が入っている。

 ユーロドルは0.99付近での取引。前日NY市場でのドル高・ユーロ安の動きにやや調整が入っている。ロンドン朝方に0.9870付近に軟化したあとは、0.9910台まで買われた。ユーロ円はドル円とともに上値重く推移。ロンドン時間には145円台後半から一時145.38近辺まで下押しされた。対ポンドではユーロ買いが先行したが、足元では一服している。独貿易黒字が大幅増となったが、輸出入ともに減少。特に輸入減が大きく響いていた。独失業率は3か月連続で5.5%にとどまった。

 ポンドドルは1.15付近での取引。前日NY市場で下落したあとは下げ一服。東京昼過ぎに1.1527近辺まで反発したあとは1.1480台から1.1520台での揉み合いに終始している。ポンド円は170円近辺が重くなると軟調な流れ。ロンドン時間には169.50近辺が重くなり、一時168.96近辺まで下値を広げた。ユーロポンドは0.8590付近から一時0.8620付近まで上昇と、ポンド売りが先行。しかし、足元では0.8600付近へと軟化している。明日の英金融政策委員会を控えて、ややポンド売り方向に調整されているが、値動きは限定的。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

直近24時間の重要経済指標

Pick Up 雇用統計 FOMC

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます