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米国債利回り急低下でドルに戻り売り強まる ドル円は147円台に下落=NY為替概況

今日の為替 

 きょうのNY為替市場はドル売りが強まり、ドル円は147円台に下落。この日発表の米消費者信頼感指数を受けて一時147.55円付近まで売りが強まる場面も見られた。米国債利回りが急低下しており、米株式市場に買い戻しが続いていることがドルの戻り売りを後押ししたようだ。

 市場ではFRBが利上げペースを緩めるとの思惑が広がっている。直近発表になっている米経済指標に弱い内容が多いことがその背景。しかし、FRBがタカ派政策を後退させるのは時期尚早であり、それは高インフレとの闘いを危うくするリスクがあるとの指摘も出ている。11月1-2日にFOMCが開催されるが、それに向けて一旦調整の流れが出る可能性があるのかもしれない。

 ユーロドルは買い戻しが加速。一時0.9975ドル付近まで買い戻され、目先はパリティ(1.00ドル)回復を試すか注目の動きが見られている。ユーロに関しては木曜日のECB理事会が最注目となる。市場では0.75%ポイントの利上げが確実視されている状況。だた、それ自体は完全に織り込まれており、ユーロの支援材料にはならないとの見方が多い。

 むしろ、その次の12月の理事会への見方が分かれている。ECBが高インフレに固執すれば0.75%ポイントの利上げ、エネルギー危機に伴う景気後退を考慮すれば、0.50%ポイントに留めるという。ラガルドECB総裁の会見などでその辺のヒントが出るか注目されるが、ECBはインフレ対策と景気減速の間で葛藤を続けており、バランス感覚がますます難しくなっている。

 ポンドドルは1.14ドル台後半まで買い戻された。目先は今月初めに上値を拒んだ1.15ドルの水準を回復してくるか注目される。

 スナク氏が首相に就任。市場はそれに安堵感を示してるが、そのことにより、英中銀が利上げにそれほど積極的でなくなる可能性があるとの指摘も出ている。「スナク首相は、低迷する保守党内に結束と比較的穏やかな雰囲気を取り戻すだろう。しかし、英経済は急激に悪化しており、しばらくは不況が続くと予想される。そのような中で、次の総選挙までに保守党を活性化させるため、今後2年間で同氏ができることはほとんどない」という。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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