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FX/為替「ドル/円12連騰で150円 介入警戒でも上昇トレンド維持」 外為トゥデイ 2022年10月21日号

マネ育チャンネル 

外為トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年10月21日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼20日(木)の為替相場
(1):本邦貿易収支は14カ月連続赤字
(2):豪9月雇用統計発表
(3):複数の米経済指標発表
(4):トラス英首相、辞任を表明
(5):ドル/円、1990年月8以来の高水準

▼20日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:上値試すか、米長期金利に注目/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

20日(木)の為替相場

20日(木)の為替相場期間:20日(木)午前6時10分~21日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):本邦貿易収支は14カ月連続赤字

日本9月貿易統計(通関ベース)は2兆940億円の赤字となり、14カ月連続で赤字となった。また、上半期(4-9月)の貿易赤字は11兆75億円となり、統計開始以来過去最大の赤字となった。

(2):豪9月雇用統計発表

豪9月雇用統計は、新規雇用者数が0.09万人増にとどまり予想(2.50万人増)を下回った。失業率は3.5%、労働参加率は66.6%といずれも予想と一致した。

(3):複数の米経済指標発表

米新規失業保険申請件数は21.4万件と予想(23.3万件)を下回り、前週(22.6万件)から改善。また、同時に発表された米10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は-8.7と予想(-5.0)を下回ったものの前月(-9.9)から上昇した。その後に発表された米9月中古住宅販売件数は、年率換算471万件と予想(470万件)を上回ったものの、8カ月連続で減少した。

(4):トラス英首相、辞任を表明

トラス英首相が辞任を表明。就任から6週間での辞任となり、英国史上最も在任期間の短い首相となった。トラス首相の辞任により、大型減税を巡る金融市場の混乱が収束するとの期待からポンドを買い戻す動きが強まった。

(5):ドル/円、1990年月8以来の高水準

米10年債利回りが4.23%へと上昇し2008年7月以来の高水準を付けた。ドル/円は1990年8月以来の高値となる150.29円前後まで続伸。ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁が「年末までに金利は4%を大きく上回る」とタカ派発言をしたこともドルの支援材料となった。

20日(木)の株・債券・商品市場

20日(木)の株・債券・商品市場

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

外為注文情報(ドル/円)

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

本日の見通し

ドル/円の見通し:上値試すか、米長期金利に注目

昨日のドル/円は32年ぶりに150円台へ続伸。米長期金利の上昇が続く中、日米金利差拡大を意識したドル買い・円売りが強まると、1990年8月以来の高値となる150.29円前後まで上伸した。ドル/円は昨日の上昇で12連騰を達成。政府・日銀による円買い介入への警戒感が強いにもかかわらず、上昇トレンドをしっかりと維持している。

本日も介入への警戒感が残る東京市場では上値は重いと見られるが、海外市場では連日の上値試しとなる可能性もある。カギは引き続き米長期金利だろう。11月2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、当局者の発言としては最後になると見られるNY連銀のウィリアムズ総裁ら米金融政策当局者の発言にも注目したい。なお、明日22日からは米金融政策当局者の発言が原則禁止となるブラックアウト期間に入る。

注目の経済指標:特になし

注目の経済指標

注目のイベント:ブラックアウト前の米要人発言

注目のイベント※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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