ドル円は146円台後半推移続く=東京為替概況
ドル円は146円台後半推移続く=東京為替概況
昨日の東京市場で146円台に乗せたドル円は、海外市場で米PPIの好結果もありドル高基調が加速。146円90銭台まで上値を伸ばした。東京市場早朝も146円90銭台を付けるなどしっかりの動きを見せたが、147円手前の売りに上値を抑えられ、少し調整に。
もっとも押し目は146円68銭前後まで。ドル高基調が継続し、下値しっかり感が続いた。介入警戒感もあり147円手前がまだ重いものの、高値圏もみ合いが継続。
ドル高の中、昨日の海外市場で0.96台を付けたユーロドルは0.97ちょうどを挟んでの推移。ドル円同様にドル高基調を意識も、ここからのドル買いにはやや慎重でもみ合いとなった。
昨日大荒れとなったポンドは1.11を挟んでの推移。昨日英中銀が暫定的な拡大担保レポファシリティー(TECRF)を11月10日まで延長すると決めたことで、金融市場の流動性懸念が少し後退したことでポンド買いとなったが、長期債価格の下落懸念が根強いだけに、上値も重い。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。