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英中銀は債券購入プログラム終了を宣言 ポンドは買い戻しも不安は根強い=NY為替

為替 

 きょうはポンドの買い戻しが優勢となっており、ポンドドルは1.10ドル台後半まで戻している。前日はベイリー英中銀総裁の発言を受け、NY時間の終盤にポンドは急速に下落していたが、きょうは下げが一服している。しかし、英中銀は前日にベイリー総裁が言及したように、今週14日で緊急債券購入プログラムを終了することを宣言した。

 一方、英中銀は差し入れられる担保要件を拡大したオペを11月10日まで継続すると発表。資産運用から得られるキャッシュフローと支払いを近づけようとする戦略を取っているファンドを保有している確定給付型年金基金からの、マージンコール(追加担保の拠出要求)に伴う現金需要に対応できるようにするための措置。

 ただ、ポンドは買い戻されてはいるものの、英国債の売りは加速しており、英30年債利回りは一時5%まで上昇している。市場の不安は解消されていないようだ。一部報道で、市場が必要とする場合は、英中銀は現在の債券購入プログラムを延長する用意があるとも伝わっていたが、英中銀はその報道を完全に否定している。

 きょうのポンドは下げ一服となっているものの、下押し圧力は強いと見ている向きは依然として多いようだ。

GBP/USD 1.1070 GBP/JPY 162.65 EUR/GBP 0.8762

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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