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前日からのドル安圏での推移、ECB理事会とパウエル講演待ち=ロンドン為替概況

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前日からのドル安圏での推移、ECB理事会とパウエル講演待ち=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、前日からのドル安圏で取引されている。ドル円は前日に144.99レベルで上値を止められたあとは、上値重く推移。東京午後に財務省、金融庁、日銀の三者会合が開催されると報じられると、円安対応が出るのではとの思惑で一段と売り圧力が広がった。144円台割れから下値を模索。ロンドン序盤に三者会合後に神田財務官が会見。ドル円は一時143.43レベルまで下落も、すぐに144円台に戻した。その後は143円台後半と前日からのドル安傾向が上値を抑えている。神田財務官からは新味のある内容は聞かれず、前回6月会合からの基本認識に変化はなかったということで声明文も発表されなかった。ユーロドルは1.00を挟んだ上下動。前日の海外市場で0.99台割れから1.00台乗せまで上昇した流れを受けての推移。ロンドン序盤に0.9977近辺まで反落も、足元では1.00台に再び乗せている。ECB理事会待ちに。ポンドドルは堅調。東京早朝につけた1.1541近辺を高値にその後は上値を抑えらてロンドン序盤には1.1476近辺まで下押し。しかし、その後は1.15台を回復して高値を1.1550付近に伸ばしている。昨日はトラス英首相のエネルギー価格上限設定が短期的にはインフレを抑制するとの見方からポンドが売られた。一方で、一般的世帯の光熱費負担を年2500ポンドに制限することなどの今日の英政府発表にはポンド買いに。トラス政権の政策をめぐる市場の反応は定まらない状況。

 ドル円は143円台後半での取引。前日に145円手前で上値を抑えられた後は、売り圧力が優勢になっている。東京午後に財務省、金融庁、日銀の三者会合の開催が報じられると円安対応への思惑で一段と上値が重くなり143円台半ばへと下落。しかし、三者会合後の神田財務官の会見では特段新味のある内容はでてこなかった。ドル円は再び144円台乗せ。ただ、上値は引き続き重く143円台後半へと再び軟化している。

 ユーロドルは1.00台前半での取引。ECB理事会の結果発表を控えて、前日からの高値圏で揉み合っている。ロンドン序盤に0.9977近辺まで軟化したあとは、再び1.0020近辺まで買われている。ユーロ円はドル円とともに神経質な振幅。序盤に143.32近辺まで下落したあとは144円台を一時回復。その後は143.80付近に上昇一服。対ポンドでは上下動。ユーロ買い先行もロンドン昼にかけては売りに押されている。
 
 ポンドドルは1.15台前半での取引。序盤は上値重く推移。1.15台割れから1.1476近辺まで軟化した。しかし、英政府が一連の経済対策を発表すると買いが強まり高値を1.1553近辺に伸ばしている。ポンド円は序盤は売られて164.90近辺に安値を広げた。しかし、その後は買いに転じており166円手前まで反発している。ユーロポンドは0.87台に乗せたが、大台を維持できず。0.86台後半へと反落している。英政府は光熱費抑制策、英中銀と共同でのエネルギー卸売市場の流動性支援など様々な施策を発表した。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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