ゴールドマン消費者事業、待望の新サービス開始が再び延期も=米国株個別
ゴールドマン<GS>はコンシューマー事業「マーカス」部門で待望される新たなサービスをどう開始すべきかについて見直し作業を進めているブルームバーグが伝えた。消費者事業の損失が今年は12億ドルを超えると想定しており、幹部らは同部門の損失拡大と格闘している。
同部門は過去1年余り、ネット上での振り込みや各種支払いを可能にするオンライン当座預金(チェッキング)口座の準備に取り組んできた。未来のデジタルバンク構築という同行のゴールに向けた重要な一歩となる動きだ。しかし、同行幹部らはこの取り組みを2023年まで棚上げし、まずは個人の富裕層顧客や一部既存顧客に対象を絞ってプラットフォームをより限定的な方法で開放することを最近検討しているという。
事実上の社内スタートアップであるマーカスは事業発足以来の累計損失が40億ドルを超える見通し。
(NY時間13:26)
ゴールドマン<GS> 341.62(+1.44 +0.42%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。