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ドル高圧力が根強い、ユーロドル一時0.99付近、ドル円は137円台半ば=ロンドン為替概況

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ドル高圧力が根強い、ユーロドル一時0.99付近、ドル円は137円台半ば=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル高圧力が根強い。序盤にユーロドルが下値を試して、0.9901レベルまで安値を更新。ただ、前日ほどのリスク回避の動きは広がらず0.99台前半での揉み合いに落ち着いている。欧州天然ガス先物の上昇が一服したことが背景。ただ、米債利回りは前日終値付近から離れず高止まり。金曜日のパウエルFRB議長講演を控えて、市場の積極的な利上げ姿勢への思惑が広がっているもよう。ドル円はロンドン朝方に137.04近辺まで軟化したあとは137.50台まで一時上昇。ポンドドルは売りが先行し1.1720付近まで下押しされたあとは1.1780付近まで下げ渋り。ただ、東京朝方の高値付近で上値を抑えられている。この日発表されたユーロ圏や英国の8月PMI速報値は予想からの強弱はまちまちだったものの、全般に前回から水準を下げている。英欧の景気動向に対する不透明感が続いている。クロス円は序盤に下押しされたあとは買戻しが入っており、下に往って来い。ユーロ円は136円台割れから136円台前半、ポンド円は161円台割れから161円台後半での取引となっている。このあとのNY市場で発表される米PMI速報値が注目材料に。

 ドル円は137円台前半での取引。東京朝方に137.71レベルまで高値を伸ばしたあとは、上昇一服。137円台前半での揉み合いのなかで、ロンドン朝方には137.04レベルまで下押しされた。その後は下げ渋りとなり137.50台まで買い戻された。米10年債利回りが3.02%付近から2.98%台で下に往って来いとなる動きに反応していた。前日からのドル高圏での取引となっている。

 ユーロドルは0.99台前半での取引。前日にパリティ水準(1.00)を明確に下抜けたあと、上値重く推移している。東京市場では0.9950付近で上値を抑えられた。ロンドン序盤には下値を試し、0.9901レベルまで安値を広げている。ただ、大台割れには至らず下げ一服。引き続き0.9950付近は重い。ユーロ円は136円台後半から軟調な流れとなり、ロンドン朝方には136円台割れから135.74近辺まで安値を広げた。その後は136円台半ばまで反発して揉み合いに。この日は前日に急騰した欧州天然ガス先物の一段の上昇はみられず、落ち着いた展開となっている。欧州のPMI速報値は製造業、非製造業ともに前回から低下しており、景気先行き不安は根強い。 

 ポンドドルは1.17台後半での取引。前日に下落したあとは、1.17台後半が重くなっている。ロンドン朝方には下値を試し、1.1718近辺まで安値を広げた。その後は反発も1.1780付近までの上昇にとどまっている。ポンド円は東京朝方に162円台をつけたあとは売りに押されている。ロンドン朝方には161円台割れから安値を160.80近辺まで広げた。その後は買い戻されて161.80付近へと反発。対ユーロではややポンド買いの動きとなっている。8月英PMI速報値は、製造業が予想以上に落ち込んだが、非製造業はわずかな低下にとどまり予想を上回っていた。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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