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FX/為替「ドル/円、一目雲上限の攻防に注目」 外為トゥデイ 2022年8月19日号

マネ育チャンネル 

外為トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2022年8月19日10時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼18日(木)の為替相場
(1):豪雇用統計発表 豪ドル売り優勢
(2):ユーロ圏消費者物価指数 過去最大
(3):米経済指標 ドル/円反発
(4):ドル/円 3週間ぶり高値へ上伸
(5):FRB議長 経済シンポジウムで講演決定

▼18日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:136.31円前後がポイント/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

18日(木)の為替相場

期間:18日(木)午前6時10分~19日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪雇用統計発表 豪ドル売り優勢

豪7月雇用統計は失業率が3.4%に低下(予想3.5%)して1974年以来48年ぶりの低水準を記録。一方で新規雇用者数は予想(2.50万人増)に反して4.09万人減少した。労働力人口のうち就労意欲のある人の割合を示す労働参加率が前月の66.8%から66.4%に急低下したことが失業率を押し下げた。このため、失業率の低下は豪ドルの買い材料にならず、雇用者数の減少を受けて売りが優勢となった。

(2):ユーロ圏消費者物価指数 過去最大

ユーロ圏7月消費者物価指数(HICP)・改定値は前年比+8.9%と過去最大の伸びとなった速報値から修正なしだった。インフレ率が過去最高を記録する中、シュナーベル(欧州中銀)ECB専務理事はこの日、「インフレ見通しは改善していない」として9月も大幅な利上げを継続する可能性を示唆した。

(3):米経済指標 ドル/円反発

米新規失業保険申請件数は25.0万件と市場予想(26.4万件)を下回った。また、米8月フィラデルフィア連銀景況指数は+6.2と予想(-5.0)を上回り前月(-12.3)から上昇した。これをきっかけにドル/円は反発した。

(4):ドル/円 3週間ぶり高値へ上伸

米セントルイス連銀のブラード総裁は「景気後退(リセッション)に陥ることを心配するには時期尚早」とした上で「9月会合で75bp(0.75%ポイント)の利上げを支持したい」と発言。これを受けてドル/円は135.90円付近へと上伸して3週間ぶりの高値を付けた。なお、カンザスシティ連銀のジョージ総裁は「政策決定がしばしば遅れて効果を発揮することがある点には注意する必要がある」として、積極的な利上げの継続にやや警戒感を示した。

(5):FRB議長 経済シンポジウムで講演決定

米連邦準備制度理事会(FRB)は、パウエル議長が26日に米カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)で講演すると発表した。

18日(木)の株・債券・商品市場

外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

ドル/円の見通し:136.31円前後がポイント

昨日のドル/円は3週間ぶりに135円台後半へと上昇。欧州通貨に対するドル高が対円にも波及した。米長期金利が小幅に低下したにもかかわらず、ドル/円は7月28日以来の高値となる135.90円前後まで上値を伸ばした。世界的な景気後退(リセッション)への懸念がくすぶる中、市場は米経済とドルの相対的な強さを再認識したと見られる。

本日のドル/円は、日足一目均衡表の雲上限(136.31円前後)を巡る攻防がポイントになりそうだ。週末を控えて雲の上限付近では戻り売りが出やすいと見るが、もし突破できれば137円台への続伸も見えてこよう。

注目の経済指標

注目のイベント

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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